自動車の点検整備

点検は、いつ、どのように (自家用乗用車、軽自動車の場合)

自動車の点検の項目数と内容は、概ね、事業用および大型車、貨物車、乗用車、二輪車、大型トレーラーの5つに分類されますが、ここでは最も保有台数の多い「自家用乗用車等(自家用乗用車、軽自動車(ともにレンタカーを除く))」について説明します。 まず、自家用乗用車等の検査と定期点検(予防的点検整備)との関連は次のとおりです。


 道路運送車両法において、自動車の保守管理責任はユーザー自身にあること(自己管理責任)が定められており、自動車ユーザー自身には、日常点検と定期点検が義務付けられています。ユーザーは日常点検を含めた定期的な点検・整備を怠ることなく、自動車の安全の確保に努めなければならないのです。

日常点検(法定)

日常点検は、日頃車を使用するなかで、ユーザーの責任で判断し、必要(長距離走行、高速走行など)に応じて点検・整備を行うことになっています。

定期点検(法定)

2年定期点検整備、1年定期点検整備

これらの点検は、ともに点検項目が定められており、点検の結果、安全面・公害面で不具合がある、あるいは、そのおそれがあるというときに必要な整備を行うことになっています。
(当会では、自家用乗用車等の2年定期点検整備、いわゆる車検整備に「オアシス車検」、1年定期点検整備には「オアシス点検Eco+」を推奨しています。)

中間安全点検

走行距離が多い等、厳しい使われ方の車は、法定点検の中間に1~2回程度、【中間安全点検】の実施をお奨めします。

(当会では、自家用乗用車等に「安心・快適パック」を推奨しています。)